「保育ママ」拡充めざす 制度の課題など調査

公明党の竹谷とし子女性局次長(参院選予定候補=東京選挙区)は6日、家庭福祉員(保育ママ)制度について課題を探るため、東京都杉並区内で保育の現場を視察した。これには都議会公明党の松葉多美子議員と、同区議会公明党の青木早千恵、横山江美の両議員が同行した。

同制度は保育ママの自宅などで0~2歳児の乳幼児を預かる仕組み。近年の厳しい情勢を受けて、“共働き”が増え、都内では保育所の待機児童が急増。同制度をはじめ保育施策の拡充が喫緊の課題となっている。

一行は保育ママの村岡幸江さんから、家庭的な雰囲気で保育する同制度の特色とともに、振替休日が保証されない勤務形態や施設整備への財政支援などの課題について説明を受けた。

視察を終えた竹谷さんは「保育の質を確保しつつ、定員数の拡大などを図りながら、保育ママへの支援に取り組みたい」と述べた。

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