「健康週間」街頭演説会 がん対策など実績訴え

公明党女性委員会(委員長=松あきら副代表)は5日、東京・JR新宿駅西口で、女性の健康週間(3月1~8日)に寄せて街頭演説会を行った。

この中で浜四津敏子代表代行は、女性専門外来の拡充や妊婦健診への助成、がん対策基本法制定などの実績を紹介し、「公明党は女性が健康で豊かに暮らせる社会を築く」と強調した。

松委員長は、「女性が家庭や職場でイキイキと元気で輝くことが安心と活力を生む」と訴えるとともに、公明党が推進した乳がん・子宮頸がん検診無料クーポンの予算を大きく減らした鳩山政権を厳しく批判。「公明党は命を守る政治を実現させる」と力説した。

古屋範子女性局長は「日本で250万人と推定される、うつ病の対策、心の健康の問題に全力を尽くす」と主張した。

池坊保子衆院議員は、児童虐待防止への協力を呼び掛け、「国民の声を聞き、政策実現に取り組む」と訴えた。高木美智代衆院議員は、流産や死産を繰り返す不育症について、「治療と検査で85%の方が出産に至る」と述べ、不育症治療の保険適用に取り組むと強調した。

わにぶち洋子参院議員(参院選予定候補=比例区)は、女性専用車両の導入・拡大などの実績に触れ、「女性の力強い味方となる」と力説。竹谷とし子女性局次長(参院選予定候補=東京選挙区)は「働く女性、青年、そして何より庶民の代表として働く」とし、予防医療の拡充に取り組むと訴えた。

山本香苗参院議員、松葉多美子都本部女性局長(都議)も出席した。

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