「隠れ借金」を圧縮へ

補正予算など可決 松葉議員が賛成討論

東京都議会は8日の定例会本会議で、2005年度補正予算案など、知事提出議案の一部を採決し、賛成多数で可決した。

採決に先立ち、公明党の松葉多美子議員が全議案に賛成の立場から討論を行った。

松葉議員は、補正予算案について、「公営企業会計支出金の支払繰延」(400億円)の解消など、「隠れ借金」の圧縮に努めていることや、福祉・教育・文化施設などの更新を円滑に行うため、社会資本等整備基金に500億円を積み立てていることを「極めて適切な対応」と評価した。さらに、医療施設や社会福祉施設のアスベスト除去、耐震偽装マンションの居住者支援、都市交通基盤の整備、鉄道の連続立体交差の推進など、都政の緊急課題に積極的に取り組んでいるとして、賛意を表明した。

(公明新聞2006年3月9日付)

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