がん検診率向上めざす

党都本部女性局
女性の健康づくり学ぶ

公明党の高木美智代女性委員会副委員長(衆院議員)と東京都本部女性局(まつば多美子局長=都議、都議選予定候補=杉並区)は2日、東京都新宿区の党本部でワールド健康保険組合の安倍孝治専務理事を講師に招き、女性の健康づくり推進勉強会を開催した。鰐淵洋子参院議員、野上じゅん子都議(同=葛飾区)らが参加した。

同組合は、株式会社ワールドが母体企業で女性が全体の約75%を占める。安倍氏は、がん検診などの受診率向上には(1)事業主の協力(2)地域との連携(3)健康の大切さの風土づくり――が重要と解説。

その上で、例えば乳がんの受診率については、マンモグラフィ(乳房X線撮影)検診車を利用したことなどで、全国平均が2割程度なのに対し、「昨年(2008年)は約64%に上昇した」と述べた。

高木さんは、がん対策推進基本計画の検診受診率の目標が「5年以内に50%以上」としている点に触れ、労働団体にも働き掛けていく考えを示した。

(公明新聞:2009年3月3日付から)

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