はしかの集団感染防げ

予防接種など対策強化を申し入れ

東京都議会公明党の石井義修幹事長は15日、都庁で石原慎太郎都知事あてに、はしか(麻しん)集団感染の拡大防止に関する申し入れを行った。これには都議会公明党の中島義雄政調会長、東村邦浩政調会長代行、谷村孝彦副政調会長、橘正剛、松葉多美子の両都議らが同席し、都側は山口一久副知事が応対した。

申し入れでは、首都圏を中心に、はしかが大流行の兆しをみせ、都民の間に不安が広がっていると指摘。その上で都に対し(1)児童・生徒の予防接種について区市町村に積極的な対応を要請(2)集団発生の恐れがある場合、大学や企業にも予防接種を要請(3)ワクチンの十分な確保で国に要請(4)具体的な予防策などを都民に周知徹底――の4項目を早急に対応するよう強く求めた。

これに対して山口副知事は「ワクチンの確保について国に要望を行い、関係各局が連携し適切な対応を求めていく」と答えた。

(公明新聞2007年5月16日付)

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