万全の対策で再発防げ

都議会公明党は29日、都庁内で、知事の職務代理を務める安藤立美副知事に対し、知事の海外出張経費の適正化と公用車使用の厳格化を求める申し入れを行った。

席上、長橋幹事長らは舛添要一前知事の海外出張や公用車使用に関する一連の問題に触れ、「再発防止へ万全の対策を講じることが、都民の信頼回復に向けた第一歩」と訴えた。

その上で、海外出張については、目的の明確化や随行人員、移動手段、宿泊施設など、費用対効果を吟味し、事後の検証にも耐え得る透明性と客観性を保つよう主張した。

また、公用車に関しては、使用目的、出発地、訪問先などのあり方や、記録簿の内容を見直し、使用の厳格化を図るよう要請。使用基準や管理体制の迅速な改善を求めた。

これに対し、安藤副知事は「要望を受け止め、きちんと見直していく」と語った。

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