女性の健康を守れ 乳がん検診の課題探る

公明党の竹谷とし子女性局次長(参院選予定候補=東京選挙区)は13日、東京都新宿区内の財団法人・東京都予防医学協会(北川照男理事長)を訪れ、乳がん検診の現状と課題を探った。都議会公明党の野上純子副幹事長、松葉多美子副政調会長、栗林のり子議員が同行した。

同協会では現在、マンモグラフィー検診車を2台導入し、区市町村などの検診に活用している。スタッフは全員女性で、一日平均50人ほど受診が可能。公明党が推進した検診無料クーポンにより「受診率は上がっている」と言う。

応対した同協会保健会館クリニック・乳腺科の坂佳奈子医師は、微細石灰化などの超早期の乳がんは視触診での発見が不可能であり、「マンモグラフィーが最も適した検査」と強調。また、マンモグラフィーと併せて、小腫瘤型乳がんの発見に有効な超音波検査の必要性を訴えた。

竹谷局次長は、「女性の健康を守るため、受診率向上をめざし、職域検診の充実などを図っていきたい」と述べた。

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