子宮頸がん ワクチン助成を早く

東京都議会公明党(中島義雄幹事長)は25日、子宮頸がんから女性の健康と命を守るため、予防ワクチン接種の推進に関する申し入れを、都庁内で石原慎太郎知事あてに行った。これには、友利春久副団長をはじめ、東村邦浩政調会長、橘正剛、高倉良生、松葉多美子副政調会長の各都議が出席した。

席上、東村政調会長らは「子宮頸がんは、多くの女性がワクチン接種することで予防できる」と指摘。その上で、予防ワクチン接種普及の課題として「費用が1回に付き1万円以上で、3回の接種が必要なため、4万~6万円掛かる」と高額な経済的負担を強調し、(1)予防ワクチン接種の費用助成を行う区市町村に対し、都として財政支援を行う(2)予防ワクチンの有効性について都民に広く普及啓発し、区市町村に周知する――の2項目について早期実施を強く求めた。

応対した安藤立美福祉保健局長は、「申し入れの趣旨を承り、区市町村の実施状況を調査したい」と答えた。

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