復興加速さらに支援へ

東日本大震災の復興加速へ東京からさらなる支援を―。東京都議会公明党は23、24の両日を中心に青森、宮城、福島の3県へ3チームの調査団を派遣。被災地の現状を視察するとともに、関係者と活発に意見交換した。

福島では、都議会公明党の福島県被災地支援PT(東村邦浩座長)のメンバーが調査を実施。公明党の若松謙維参院議員と党福島県議団(甚野源次郎団長)も同行した。

一行は、郡山市内にある「福島再生可能エネルギー研究所」を訪問し、研究成果や地元企業との連携について説明を受けた。東村座長は、太陽光や風力などの再生可能エネルギーの本格導入に向け「被災地企業を資金面でバックアップするため都や関係機関に働き掛けていきたい」と述べた。

また、広野町と楢葉町にまたがるJ―ヴィレッジでは、2020年東京五輪・パラリンピックでサッカー日本代表チームが合宿地として利用できるよう、再開に向けてのスケジュールを確認。東村座長らは「J―ヴィレッジは福島復興のシンボルとなる。一日も早く再開できるよう支援を続けていきたい」と語った。

by
関連記事