東京の安定給水確保へ

利根川水系の水源施設など視察
都議会公明党

東京の安定した給水の確保をめざし、東京都議会公明党(石井義修幹事長)のメンバーは25日、群馬県を訪れ、首都圏の“水がめ”である利根川水系の水源施設などを精力的に視察した。

東京都の保有する水源量は日量623万立方メートルで、その約8割を利根川・荒川水系が占める。

一行はまず、利根川上流の7ダム1調節池の統合管理を行う国土交通省の利根川ダム統合管理事務所(前橋市)を訪問。ダムの貯水・流入量などを監視・分析・予測し、各ダムに放流などを指令する統合管理システムについて、藤田浩副所長らから説明を受け、貯水率の推移や水需要の見通しなどを聞いた。

続いて一行は、長野原町にある八ッ場ダム広報センター「やんば館」に移動。1952年から計画がスタートした同ダムは、利根川水系の吾妻川の中流で建設が進んでいる。完成すると約1億立方メートルの貯水量を誇り、河川下流の洪水を防ぐための調節容量は6500万平方メートル。首都圏の渇水対策として期待され、2010年度に完成予定。

一行は館内で、八ッ場ダム工事事務所の副所長らと工事計画の概要や進ちょく状況、水没予定地域の現状などで活発に意見を交換。その後、ダムの建設予定地をはじめ、水没する川原湯地区や工事中の県道トンネルなどを見て回った。

(公明新聞2005年11月26日付)

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