東京の水害対策で効果

公明党東京都本部の大規模水害対策プロジェクトチーム(PT,竹谷とし子本部長=参院議員)は16日、東京都杉並区にある「神田川・環状七号線地下調節池」を視察した。

局地的な豪雨などで河川が増水した際に、水を一時的に貯留する同調節池は、神田川水系(神田川、善福寺川、妙正寺川)の水害対策のために整備された。延長4.5キロの地下トンネルにより、同河川の洪水約54万平方キロメートルの貯留が可能になっている。

都の担当者によると、過去38回の大規模水害で、浸水被害の軽減に効果を発揮したという。視察後、竹谷本部長は、ハード面の対策として重要な施設であると述べる一方、「浸水域の避難対策にも取り組む」と語った。

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