福島農水産業の課題探る

東京電力福島第1原発事故からの復興を後押ししようと、都議会公明党の東村邦浩、松葉多美子、斉藤泰宏の各議員は6日、福島県入りし、農水産業の課題などを探った。甚野源次郎、安部泰男の両県議が同行した。

いわき市の小名浜漁港で一行は、先月18日からいわき沖で始まっている試験操業の現状をめぐり、県漁業協同組合連合会の担当者らと懇談。漁の対象魚種は、県などのモニタリング調査で安全性を確認した上、水揚げした後にも独自の検査を行って出荷しているとの説明を受けた。

これに先立ち一行は、内堀雅雄副知事から「被災地応援ツアー」の継続など6項目の要望を受けたほか、JA福島中央会から福島県産米の全量全袋検査の状況などを聞いた。

東村議員は「福島の農水産物の安全性を消費者に知ってもらう取り組みを進め、風評の払拭に努めたい」と述べた。

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