統一選勝利へ前進を誓う 都本部大会

公明党の山口那津男代表は8日、東京都内で開かれた党都本部大会に出席し、来春の統一地方選勝利へ党勢拡大のうねりを起こしていこうと呼び掛けた。

山口代表は、民主党政権が誕生して1年が経過したことに触れ、「ただすべきことは民主党政権が実績らしい実績をつくっていないことだ」と指摘。マニフェストや普天間問題、消費税増税などをめぐる民主党政権の迷走を批判するとともに、党代表選で政治空白をつくったことが景気の一段の悪化などをもたらしたと糾弾した。

また、経済対策について「公明党は具体的な提案をしたが、(政府から)補正予算案はいまだに示されない」と政府の対応の鈍さを批判。「公明党はこうした体たらくの政権に徹底した論戦を挑んでいく」と強調した。

大会ではこのほか、高木陽介都代表(衆院議員)があいさつ。江戸川区の伊藤照子区議と三鷹市の粕谷稔市議が統一選勝利へ決意を述べた。

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