認知症への発想転換を

公明党女性委員会(古屋範子委員長=衆院議員)の健康・医療プロジェクトチーム(PT、高木美智代座長=同)は24日、党本部で認知症に関する勉強会を開き、群馬大学医学部の山口晴保教授から話を聞いた。

講演の中で山口氏は、認知症を「不要なタンパク質がごみになって脳にたまり、認知機能の障がいが起こって生活が困難になる状態」と定義。原因疾患の中でアルツハイマー病が多く、「本人の常識は保たれているが、間違った行動を正しい行動だと思っているのが特徴」と説明した。

また、同氏は「遺伝子やライフスタイルが認知症に大きな影響を与える」と主張。予防のためには「軽い運動が効果的で、リスクを3分の1に抑えられる」と強調した。一方、認知症の人の力を地域に生かしている取り組みを紹介し「人間の能力は使えば発揮される。認知症になっても一方的にケアを受けるという形にしてはいけない」と、発想転換の必要性を訴えた。

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