都動物救援センターを視察

東京都議会公明党の長橋桂一幹事長代行らは28日、都内に今月開設された都動物救援センター(山口千津子センター長)を視察した。

同センターは、東日本大震災でペットと共に都内に避難してきた被災者が、仮住まいで飼うことができなくなった犬や猫を一時的に預かる施設。視察には、上野和彦、高倉良生、松葉多美子、遠藤守、栗林のり子、小林健二の各都議が参加し、同センターを運営する都動物救援本部の須田沖夫本部長(獣医師)らから説明を受けた。

同センターは、2260平方メートルの敷地に約30頭収容できる仮設の犬舎と猫舎があり、治療室や運動エリアなども併設されている。都の担当者は「三宅島が噴火した際にも、同様に避難してきた50頭ほどのペットを受け入れた。その時の経験が生かされている」と説明。受け入れは来年の9月までを予定している。

都議会公明党は6月の定例会で、避難してきたペットについて、「避難が長期化する中で、愛護動物への対応を明確にする必要がある」と訴え、同センターの開設を後押ししてきた。

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