集中豪雨禍 まつば、区議らが奔走

行政に対策申入れ

東京・杉並区では、都議会公明党の松葉多美子都議や同区議会公明党(青木早千恵幹事長)の区議らが、被災者の激励や被害現場での対応に奔走した。

5日には、床上・床下浸水などの被害を受けた住民に対する迅速な対応を区に申し入れた。席上、青木幹事長はまず「今回の被害を教訓として万全の対策を取ることが必要」と強調。

その上で、区内各地の被害現場の状況を踏まえ、(1)都との連携による下水道・排水対策(2)浸水家屋に対する衛生対策(3)被災者に対する相談窓口の設置(4)被災住宅の補修費用の負担軽減――などを要請した。山田宏区長は「至急、趣旨を踏まえて対応していきたい」と答えた。

この後、松葉都議らは、善福寺川の氾濫に見舞われた同区成田西の被害現場を視察。松葉都議は「都の中小河川流域における水害対策を、降雨量1時間50ミリから100ミリ対応へと改善させたい」と語った。

(公明新聞2005年9月7日付より)

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