来年度予算で復活要望

東京都が発表した2013年度の予算原案に対して、都議会公明党(中島義雄幹事長)は23日、都庁で猪瀬直樹知事に総額200億円の復活を要望した。

要望では、「福祉・医療、都市インフラの整備をはじめとした諸施策のさらなる充実を」と主張。具体的には、各自治体の厳しい財政事情を踏まえ、市町村総合交付金や特別区都市計画交付金の増額。私立学校の教育助成、子育て支援や障がい者施策などを充実させる区市町村包括補助の増額などを求めた。

一方、防災・防犯や福祉、環境などの視点で補助する「新・元気を出せ! 商店街事業」、歩道の整備や無電柱化などの促進で拡充を求めた。また、地域で重要な役割を担っている消防団の活動推進事業についても強化を要望した。

加えて、松葉多美子都議が、都防災会議への女性委員の登用を促進するよう強く求め、猪瀬知事は検討を約した。

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