「動物愛護」の普及急務

東京都内で猫の死骸などが相次ぎ発見されている事件を受け、都議会都議会公明党の動物との共生を進めるプロジェクト(PT、高倉良生座長)は14日、都庁内で舛添要一知事に宛てた動物の虐待死に対する対応を求める要望を行った。

席上、高倉座長は一連の事件が動物愛護管理法違反に当たる行為と指摘。過去に動物への虐待が児童の連続殺傷事件など重大犯罪の予兆にもなった事例に触れ、「適切な対応が強く求められている」と訴えた。

その上で、高倉座長は地域住民の不安を払しょくするため、動物の虐待防止に向けた同法趣旨の周知に加え、「動物愛護の啓発活動に全力で取り組んでほしい」と要請。対応した梶原洋福祉保健局長は「積極的に普及啓発に取り組む」と答えた。

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