アレルギー科開設を/母の会 都立小児医療センターで要望

「アレルギーを考える母の会」の園部まり子代表らは23日、東京都庁で、2009年度の開院へ向け準備が進められている都立小児総合医療センター(府中市)に「アレルギー科」を開設することを求める石原慎太郎知事あての要望書を、山口一久副知事に手渡した。これには都議会公明党の中島義雄幹事長、野上純子、谷村孝彦、松葉多美子の各議員が同席した。

この中で園部代表らは、アレルギーがある子どもが、適切な治療を受けられずに重症化する例が多いことを指摘。「専門診療科がある医療機関を受診した子は、劇的に健康を回復している」として、アレルギー疾患に精通した医師が治療に当たることの重要性を訴えた。山口副知事は「都内にはアレルギーがある子が多い。名前に恥じない病院をめざしたい」と述べた。

(公明新聞:2008年6月24日)

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