予算特別委員会で質問に立ちました

介護職手当 きめ細かく

12日の東京都議会予算特別委員会で、公明党の松葉多美子議員が質問に立った。

松葉議員は2024年度から始まる介護職員らに対する都の居住支援特別手当が事業所や従事者にきめ細かく行き渡るよう、周知促進と早期の申請受け付け開始を訴えた。また、事業所の給与規定改正が遅くなった期間分の手当や非常勤職員を対象に含むよう「配慮すべきだ」と強調した。
佐藤智秀福祉局長は事業所への周知とともに、4月に問いあわせ窓口を設置し、6月に申請受け付けを開始すると答弁。常勤職員に加え、週20時間以上勤務の非常勤職員を対象とし、4月分にさかのぼって支給する場合も対象とすると明言した。

また、松葉議員は、公明党が21年に都議選重点政策に掲げた「チャレンジ8」の全8項目を取り上げ、さらなる推進を主張。特に、副作用が少ない、がん粒子線治療に対応する施設の整備計画素案に触れ「早期の供用開始を」と迫った。

小池百合子知事は、同治療施設の整備を駒込病院に予定しており「30年度の運用開始をめざす」と答えた。(公明新聞2023年3月13日)

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