井荻駅地下歩道のエレベータ設置を大きく進める

かねてより地元より多くの要望が寄せられている西武新宿線・井荻駅地下歩道のエレベータの設置に向けて、 6月4日(火)、まつば多美子東京都議会議員、島田としみつ杉並区議会副議長、中村やすひろ杉並区議会議員が、東京都庁建設局の村尾公一東京都技監(建設局長兼務)を訪ね、改めて「早期実現を求める要望書」を提出した。

平成11年に設置された同駅の地下歩道。南北移動のためは、階段・上りエスカレータ(下りへは切換え可)の利用、あるいは坂道歩道を通行しての大きな迂回が必要となるため、車いすの利用者や高齢者などにとっては大変利用しづらいものとなっており、エレベータ設置は地元の長年の強い要望。都議会公明党、区議会公明党は、これまで、さまざまな機会に東京都・杉並区に、エレベータ設置の切実な声を届けてきた。

応対した東京都の村尾建設局長は、「昨年の3月に、まつば都議から強い要望を頂いたことを機に、都として7月から、設置に向けての基本調査を実施してきました。今年度は技術的な詳細調査や地元住民との合意形成など課題を整理した上で次年度以降の工事を進めていきたい。この度、皆さまより改めての要望を受けて、東京都としても真剣に取り組んでいくので、ご安心頂きたい」と答えた。

なお、今回の要望書は、「井荻駅地下歩道エレベータ設置を求める地元有志議員」名で提出し、井口かづ子杉並区議会議長も同席した。

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