党都本部議員総会

公明党東京都本部(高木陽介代表)は21日、東京都新宿区の公明会館で議員総会を開き、“次の勝利”をめざし総決起した。席上、山口那津男代表は結党50周年をめざし「来年の東京都議選、参院選に勝利しよう」と強調。衆院選で当選を果たした太田昭宏全国代表者会議議長と、高木都代表、高木美智代同副代表があいさつした。また、来年の都議選に挑む23人の予定候補が紹介され、全員で必勝の勝ちどきを上げた。

「公明党らしさ」に磨きを 山口代表が強調

山口代表は、大勝利した衆院選の戦いに謝意を示すとともに、自身が来年の参院選東京選挙区の予定候補であることを踏まえ、「きょうから次の勝利への出発」と訴えた。

また、自民党との連立政権樹立に向けた協議が行われていることに触れ、政権に復帰すれば「『自公』は、どう変わったのかを“厳しい目”で見られる」と指摘。「党の原点を見つめ直し、長年取り組んできた平和、福祉、教育、中小企業対策などの政策に、さらに磨きをかけていきたい」と強調した。

自民党に対する姿勢については「言うべきことは言い、協調すべきことは協調し、何よりも国民のために仕事をし、結果を出していく」と述べた。

さらに、自民党との政権協議の中で、東日本大震災の被災地の復興を加速させる方針を確認していることを紹介。

景気・経済対策で先手を打つとして、衆院解散の時期が遅かったため来年度予算が年度内に成立しない見通しになっていることから、経済が息切れしないよう「10兆円規模の補正予算を組んで対応したい」と述べた。

最後に、「結党50周年への“山”となる、来年の都議選、参院選を何としても勝利しよう」と呼び掛けた。

一方、太田議長は、「次の勝利をめざし結束して戦う」とあいさつ。

高木都代表は、衆院選の勝利について、党員、支持者の皆さまのご奮闘と、都本部の全議員の尽力に謝意を表明。その上で、各地域で支持を広げる議員の活動の重要性を確認した。

一方、公明新聞について、「一般紙では書かれない公明党の主張、取り組みが報じられている」として、支持拡大の“武器”になる機関紙の購読推進を呼び掛けた。

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