熱中症対策の徹底を

東京都議会公明党(中島義雄幹事長)は都庁で21日、熱中症予防対策に関する石原慎太郎知事宛ての緊急要望を行った。

席上、中島幹事長は、東京消防庁の速報値によると、6月中に熱中症で救急搬送された人数が、すでに昨年同月比で3倍を超えていることを指摘。その上で、都民に熱中症予防対策をさらに周知するとともに、猛暑から一時的に避難する場所として都施設の有効活用を要望。また、幼稚園や小・中学校などが夏休みになることを踏まえ、「子育て家庭などに対しても、地域ぐるみで熱中症予防対策に取り組めるよう、区市町村への支援を」と訴えた。

応対した杉村栄一・福祉保健局長は「早急に効果的な対策を検討する」と答えた。

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