職業訓練校、14校目が開設

森校長から施設の説明を受ける都議会公明党のメンバー(右側5人)

東京都は7月から、東京仕事センター(千代田区)内に求職中や転職を希望する人が知識や技能を身に付けられる職業訓練施設「都立中央・城北職業能力開発センター しごとセンター校」を開設している。都内で14校目。

受講者は年齢を問わず、ホテルやレストランサービス科や内装施工科など宿泊・飲食、建設、介護の分野で設けられた4学科から学べる。ポストカードの作成やVR(仮想現実)を使って塗装、溶接などを”プチ体験”できるブースを作り、職業訓練の魅力を発信していく。

同校の森勝校長は「カウンセリングやセミナーといった支援も提供するセンター内で、職業訓練が受けられる利点を生かし、多くの就労につなげていきたい」と話していた。

都議会公明党は議会質問を通じて、東京しごとセンター内に若者から高齢者までの全世代が知識や技能を習得できる職業能力開発センターを設けるよう求めていた。(公明新聞2024年8月6日)

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