自立支援の課題探る

身体障害者の仕事場を訪問
山口氏と都議ら

公明党の山口那津男参院議員(参院選予定候補=東京選挙区)は7日、高木美智代衆院議員、鰐淵洋子参院議員とともに、東京都プリプレス・トッパン株式会社(板橋区)を訪ね、身体障害者の就労現場を視察した。これには都議会公明党の東野秀平、東村邦浩、吉倉正美、橘正剛、大松成、松葉多美子の各都議と都の関係者が同行した。

今回の視察は、就労支援の強化策が盛り込まれている障害者自立支援法が、今年4月に施行されたことを受けて行われたもの。

同社は「重度障害者多数雇用事業所」として1993年に設立され、現在、79人の社員のうち63人が身体障害者。一行は、バリアフリーが随所に施されている仕事場で、パソコンを操作して、印刷物の製作に取り組んでいる障害者の様子などを見て回った。山口氏は「障害者自立支援法が施行され、障害者に対する本当の意味での『自立支援』が問われている」と語り、同社の先進的な取り組みを評価するとともに、関係者と意見を交わし、今後の課題を探った。

(公明新聞:06年7月8日付)

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