若者の自立支援策探る
東京都議会公明党(長橋桂一幹事長)のメンバーはこのほど、若者の自立支援事業を手掛ける「株式会社K2インターナショナルジャパン」(横浜市、金森京子代表取締役)を訪ね、事業内容を視察するとともに、関係者と意見を交わした。野上純子、高倉良生、松葉多美子、伊藤興一、斉藤泰宏、小林健二の各都議が参加した。
同社は、グループ組織のNPO法人などと連携して、同市磯子区根岸地区を拠点に、ひきこもりや不登校などを抱えた若者の就労のほか、共同生活の支援などを約20年にわたって続けている。
手掛ける事業は多岐に上り、カレーやどんぶりなどのランチを250円で提供する「250(にこまる)食堂」や、お好み焼き店などを直営するなど、自立をめざす若者たちに働く場も提供している。
一行は、同社の山本正登海外部門統括責任者の案内で、社内を視察するとともに、共同生活と農業体験を通じて生活リズムや働く力を身に付ける取り組みなどを見て回った。
視察を終えた野上都議らは、「若者に対する切れ目のない総合的な自立支援策が必要と感じた」と述べ、同社の取り組みを参考にしていく考えを示した。
(15年8月7日 公明新聞より)
2015-08-07 by
関連記事