豊洲新市場用地 土壌汚染対策を万全に

都議会公明党の長橋桂一幹事長代行らは7月23日、都中央卸売市場の豊洲新市場用地(江東区豊洲)で進む土壌汚染対策の現場を視察した。

豊洲新市場は、老朽化した築地市場(中央区)を移転し、開設されるが、土壌から高濃度のベンゼンなどの汚染物質が検出され、問題視されていた。今回の視察は、現地の土壌処理プラントが本格的に稼働したことを受けて行われた。

汚染土壌の処理現場では、
(1) 低濃度のベンゼンなどを除去する「洗浄処理」
(2) 土壌中の微生物を活性化させてベンゼンを分解する「掘削微生物処理」
(3) 加熱して油やベンゼンを気化させて除去する「中温加熱処理」
――の3種類からなり、汚染物質の種類や濃度に応じて、適切に処理される。一行は、それぞれの処理工程を確認し、都の担当者から説明を受けた。

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