安心の学校給食に

東京都議会公明党の中島義雄幹事長らは都庁で9日、学校給食の放射線検査に関する要望書を、大原正行教育長に提出した。

都は11月8日から、都内の小売店に流通している食品の放射性物質について検査を始め、結果を随時公表。これまで放射性物質は検出されていない。さらに来年3月までに、子どもが継続的に摂取する食品など約500品目を検査する。

これに対し中島幹事長は「保護者の間には、依然、学校給食への影響を心配する声がある」と強調。国の今年度第3次補正予算の補助金を活用して、学校給食の検査機器導入など態勢を整備するよう求めた。大原教育長は「検査機器の導入など対応を進める」と答えた。

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