東京で新春の集い

公明党東京都本部(高木陽介代表=衆院議員)の新春賀詞交歓会が7日、都内で盛大に開かれ、公明党の山口那津男代表、石原慎太郎・東京都知事をはじめ、政界、経済・労働界などから多数の来賓が出席した。=来賓あいさつ要旨

あいさつに立った山口代表は、国会議員と地方議員が力を合わせて政策を実現する公明党のネットワーク力を力説し、「政党が国民の信頼に応えるためには、地に足を着けて、小さなところを見逃さないことだ。ミクロ(の課題)に裏付けられないマクロ(の政策)は意味がない」と強調。今年4月の統一地方選について「縦と横のネットワークを生かし、勝ち抜いていきたい」と決意を表明した。

また、山積する政治課題で実行力の乏しい菅政権に対して「期待しても、のれんに腕押しという状況だ」と批判。さらに、菅直人首相が消費税を含む税制と社会保障制度の一体改革について「政治生命をかける」と述べたことに触れ、「首相が『政治生命をかけて』と言っても、むなしく響いてしまう腹のなさに国民は大きな不安を持っている。もう任せていられない」と述べ、「闘う野党」として徹底的に論戦を挑む考えを示した。

高木氏は統一選に関して、公明党の全議員と予定候補が「現場に飛び込み、声を受け止め、政治に反映させるため取り組む」と強調し、完全勝利への決意を述べた。

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