音楽療法が効果発揮/浮島参院議員らと視察

歌や演奏で機能回復
党女性委員会プロジェクトチーム

公明党女性委員会の音楽療法・芸術振興推進プロジェクトチーム(PT、浮島智子座長=参院議員)は21日、東京都内2カ所の病院を訪れ、精神科での音楽療法を視察した。

浮島座長、松葉多美子同事務局長(都議)をはじめ、同PT所属の首都圏の地方議員5人が参加した。

このうち、東京・練馬区の医療法人社団慈雲堂内科病院を訪れた一行は、10年にわたり音楽療法を続けている精神科病棟での音楽療法の実践を見学。

ホールに集った約50人の入院患者たちは、ピアノ伴奏に合わせて懐かしい童謡や歌謡曲などを合唱したり、打楽器などを奏でながら大合唱。歌を歌うごとに、表情が明るくなっていった。

浮島座長は「会話もできなかった方が、回数を重ねることで昔話をするまでになるなど、機能の回復や維持に音楽療法は大変に有効。より多くの方が参加できるよう国として精一杯の支援策を推進したい」と述べた。

(公明新聞2007年12月23日付)

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