発達障害者支援に全力
東大附属病院「こころの発達」診療部を視察
山口氏と公明都議
公明党の山口那津男参院議員(参院選予定候補=東京選挙区)は28日、東京大学医学部附属病院に開設されて1年となる「こころの発達」診療部を訪れ、発達障害者の療育現場を視察し、同診療部の加藤進昌部長(東京大学教授)と意見を交わした。
これには、都議会公明党の中島義雄政調会長をはじめ、藤井一、長橋桂一、谷村孝彦、松葉多美子の各都議が同行した。
公明党の推進で成立した発達障害者支援法の施行(昨年=2005年=4月)と連動して、2005年度から「こころの発達」臨床教育フロンティア事業が始まり、その一環として同診療部は開設された。
今回は、その現状を視察するとともに、発達障害者支援の充実に向け、同法施行によって都内に整備された発達障害者支援センターや同大学などと、東京都が連携していく方向についても意見交換した。
一行は、同診療部で実施されている子どもたちの療育現場を視察し、その後、発達障害に関する同大学の取り組みについて説明を受けた。また、同診療部に通院している子どもの母親の声を聞いた。
席上、山口氏は「国と都が協力して、さらに発達障害者を支援できるよう努力する」と語った。
(公明新聞:06年6月29日付)
2006-06-29 by
関連記事