6月22日(日)投開票の東京都議会議員選挙は、6月13日(金)の告示まで2カ月。公明党は、都民の声を受け、全国をリードする“東京発”の政策をカタチにしてきました。その姿を間近で見てきた各界の識者や関係者に、感想や期待の声を寄せてもらいました。
■都民の声を聴く姿勢
都議会公明党は1965年以来、20議席以上を保ち都政でキャスチングボート(政治的な決定権)を握ってきました。一貫して都政をリードし、子育て支援や財政の見える化など幅広い分野で先進的な政策を生み出しています。
■具体的で説得力ある政策に。都政の安定に不可欠な存在/元東京都副知事、明治大学名誉教授 青山佾氏
私は67年から都庁で勤めて以来、公明議員を長年、間近で見てきました。
印象的なのはノートを常に持ち歩く姿。その中は都民の声を丁寧に聴き取った内容で埋め尽くされていたのです。だからこそ、痒いところに手が届くような具体的な主張や政策が立案でき、都庁に限らず議会内でも非常に説得力がありました。
公明党が一貫しているのは、社会発展に力点を置きつつ困っている人の味方であること。実際、子ども医療費の助成や私立高校授業料の実質無償化から、難病患者への医療費助成、財政の見える化まで、公明党が推進した先駆的な政策は全国に波及しています。
まさに、都政の安定に不可欠な存在です。
■全国に先駆けた防災
災害現場にいち早く駆け付け、医療支援を行う災害派遣医療チーム「DMAT」。全国の先駆けとなる「東京DMAT」の創設・拡充を後押ししたのは都議会公明党です。豪雨への備えでは、広域調節池の整備などを進めています。
■「DMAT」の創設・拡充で災害医療の基盤を築いた/跡見学園女子大学教授 鍵屋一氏
災害時に弱い立場にある人の側に立って、福祉の視点で防災対策を進めてきたのが都議会公明党です。その意味で、DMAT創設を後押しし、日本の「災害医療」の基盤を築いた意義は計り知れません。東日本大震災や能登半島地震などでの活躍を見れば一目瞭然です。
豪雨が頻発する中、増水した河川の水を一時的にためて氾濫を防ぐ調節池の整備を進めていることも評価しています。東京は水害に強い都市になってきました。
都市防災の要は「マンション防災」です。900万人の都民が暮らすマンションで、停電時でも在宅避難を安心して続けられるような対策に、今後も力を入れていただきたいと願っています。
■デフリンピックの誘致
世界の聞こえない・聞こえにくい人がスポーツで競う大会「東京2025デフリンピック」が11月に日本で初めて開かれます。公明党は東京誘致を後押し。都内や、能登半島地震・東日本大震災の被災地に住む子どもたちの観戦を支援しています。
■障がい者への理解促進へ懸命に汗を流す姿に敬意/全日本ろうあ連盟事務局長 久松三二氏
大会の開催に向けて、国や地方議会で公明党の皆さんに応援いただき、心強い思いです。大会の知名度を上げ、成功に導く上で重要なのは、一人一人が“聞こえない世界”への理解を深めつつ、観戦や応援で支えていく草の根の広がりです。
私たち、ろう者は「この大会を共生社会の実現につなげる契機にしたい」と願っています。都議会公明党の皆さんは常にこの思いに寄り添い、手話を使いやすい環境へ手話言語条例の制定や、デジタル技術を活用した情報のバリアフリー化に取り組んでくれています。
当連盟に入り公明党と関わって20年、一人も取り残すまいと懸命に汗を流す「人間主義」尊重の姿に深く敬意を表します。
■病と闘う子どもの支援
命に関わる重い病気の子どもや家族を支える「こどもホスピス」。公明党は、こども家庭庁に「こどもホスピス専門官」の設置を推進し支援体制が強化されました。国の2024年度補正予算でも支援のモデル事業創設に尽力しました。
■困った時、いつも手を差し伸べ支えてくれた/NPO法人・東京こどもホスピスプロジェクト代表理事 佐藤良絵氏
都内に「こどもホスピス」の設置をめざして20年に団体を立ち上げました。その頃、親戚に「福祉に強いから」と、公明党を紹介されました。
進行が早い小児がんの子どもには、時間がない――。公明党の皆さんは私たちの訴えを受け止め、立ちはだかる行政の壁をこの1、2年で次々に突破し政策として形にしてくれました。
私たちの活動場所の確保といった細かい面でも支えてもらい、思い返すと、困った時にいつも手を差し伸べてくれたのは公明議員でした。
東京都ではNPOや医療機関の関係者らによる協議会の開催に向けて、国のモデル事業の活用が進むよう都議会公明党の後押しを期待します。