【公明新聞掲載】「家計応援計画」に追加政策

2025/4/28公明新聞2面
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“学生パス”導入めざす/ポイント付与 1万円分に拡充

■東村幹事長が訴え

 東京都議会公明党の東村くにひろ幹事長(都議選予定候補=八王子市)は26日、都内で街頭演説を行い、「路線バスや都営地下鉄などの公共交通機関に定額で乗車できる『学生パス』と、1人1万円分のポイント付与の実現をめざす」と訴え、都議会公明党が掲げる重点政策「家計応援計画」に追加する方針を示した。

 学生パスに関し、東村幹事長は「学生の中には半年で約9万円の通学定期代がかかっている人もいる」と指摘。70歳以上を対象にした「シルバーパス」も参考にしながら「小学生から大学生まで全ての学生を対象にした学生パスの導入を都議会で提案していく」と訴えた。

 また、東村幹事長は都公式アプリを活用し、今秋に15歳以上の全ての都民を対象に7000円相当のポイントを付与する事業に言及。今年の都の税収が増える見込みが出てきたことから「この7000ポイントを1万ポイントに拡充し、来年以降も年度予算の剰余金を活用しながら物価高対策に全力を挙げたい」と強調した。

 都議会公明党の「家計応援計画」は、物価高などから生活の安心と希望を取り戻すため、青年世代らの声を基に策定。今回の追加政策は、物価高やトランプ米政権の関税措置の影響で不安が広がる経済状況を踏まえ、政策の4本柱のうち、「物価高に『負けない』東京へ」を補強する政策として実現をめざす。

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