都議会予算特別委員会で85分間の一問一答の質疑を行いました。内容は次の通りです。
■教育負担がかからない東京へ ■現役世帯の年収が増える東京へ ■物価高に負けない東京へ ■安全安心な東京へ ■若者施策 ■女性活躍施策 ■高齢者施策 ■デフリンピック ■健康施策 です。本日の公明新聞にも報道されました。
賃上げへ投資助成を拡充 奨学金返還支援 さらに検討
都議会予算特委でまつば議員に答弁12日の東京都議会予算特別委員会で、公明党のまつば多美子議員は持続的な賃上げを促すため、中小企業の生産性を向上させる「設備投資の後押しと、賃上げにつなげる支援の充実を」と訴えた。
田中慎一産業労働局長はデジタル技術など最新設備を導入する際の支援について、来年度、賃上げなどにつなげることを条件に中小企業向け助成の限度額を2億円に拡充し、小規模事業者向けの支援も助成率を5分の4まで引き上げると応じた。
また、まつば議員は都内の教員・技術系公務員を対象とした奨学金返還支援が若者世代の負担軽減につながると評価。その上で、採用学生や転職者を対象に奨学金返還の一部を肩代わりする中小企業の支援事業にも触れ、20代までとしている現行の対象要件に「30代も含め、多くの若者に広げるべきだ」と提案した。
田中産業労働局長は「支援のあり方を検討する」と答弁した。
さらに、まつば議員は高騰する留学費の現状を踏まえ、留学支援事業の「きめ細かな制度設計を」と主張。田中愛子子供政策連携室長は「物価水準に応じて留学先の地域を三つ程度区分し、補助上限を設定する」と答えた。
このほか、まつば議員は建設現場で働く女性の環境改善に向け、女性用トイレや更衣室などの整備を支援する助成金に、移動可能な車載型仮設トイレも対象にするとの答弁を得た。
2025/03/13 公明新聞2面