水道基本料金の無償化 公明の要望受け決定【公明新聞掲載】

2025/06/02 公明新聞2面

 東京都の小池百合子知事は5月31日、東京都杉並区で開かれた、公明党のまつば多美子都議(都議選予定候補=同区)の時局講演会に駆け付け、あいさつした。小池知事のあいさつ(要旨)は次の通り。 

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 水道基本料金の無償化、公明の要望受け決定

これまで都議会公明党から、高校授業料の事実上の無償化といった多くの提案を頂き、都政では子育てなどの部分が全国の中でも充実している。

 今夏は生命を脅かすほどの暑さになるのではないかと予想されている。都として何ができるかと考えていた時に都議会公明党から要望があり、水道基本料金を夏の暑い間4カ月分、一般的な家庭で5000円程度を無償化する。水道料金が下がった分をエアコン代に充ててほしい。

 今回無償化する水道の基本料金部分については、都の一般会計でさまざまな工夫をして財源を集めたものだ。

 電気代は電力会社、ガス代はガス会社だが、水道料金は都で取り扱う。手続きも簡便であり、水道基本料金の無償化はすぐ効果が現れる。

調節池整備など、水害対策でも連携

 (局地的な大雨をもたらす)線状降水帯という言葉を子どもが普通に使うようになった。気候変動は激しく、いつ何が起こるか分からない。都内でも水害は記憶に新しく、その恐ろしさは皆さんご存じの通りだ。

 洪水対策として都は、さまざまな工夫をしてきた。豪雨の際に水をため、収まった時に流すことで洪水を抑える地下調節池の工事も進めている。これはコストもかかるが、洪水が起これば皆さんの家が使えなくなるなど、そのコストを上回る問題が引き起こされてしまうため、整備を一生懸命進めている。これも都議会公明党との連携によるものだと改めて申し上げておきたい。 2025/06/02 2面

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