【スペースお話会】子どもたちの幸せを真ん中に~末冨芳先生と語った、未来へのヒント

昨晩にひきつづき、「まつば多美子とお話し会」にご参加いただき、ありがとうございました!

選挙戦6日目、街頭演説会を各所で行いのどが少しガラガラだった私は、いろいろな種類ののど飴を気づけば15個も舐めていました。皆さんからの「声が素敵」「聞きやすい」といった温かいお言葉に、心から励まされました。

そして今回はなんと、スペシャルゲストとして、日本大学教授の末冨芳(すえとみ・かおり)先生にご参加いただきました!

目次

「東京都こども基本条例」から国の「子ども基本法」へ、さらにその先へ

末冨先生は、教育財政や教育費問題の専門家でありながら、常に「子どもの権利」を軸に活動されてきた方です。

私が先生から伺って感銘していた、大阪市の「生きる教育」についてのお話を、直接先生からご紹介いただきました。
子どもたちが「幸せに生きる力」を身につけるために、小学3年生から「子どもの権利」を学び、困ったときにどう相談すればいいかを知る。そんな実践があるのです。

「自分が幸せになる権利がある」
「周りの人も大切にすることができる」
──そういった力を育てる教育、を東京でも広げていきたい。改めてそう強く思っています。

教育費と子どもの権利の関係

話題は、私が政策として訴えている「教材費の無償化」や「学校備え付けの学用品」へと広がりました。このうち、絵の具や習字セット、辞書などといった全員が購入して用意するものを「学校備え付けの学用品」としていくことは「子どものためだけでなく、社会全体の持続可能性やSDGsにもつながる大切な視点」であると強調され、末冨先生とのYouTube対談でご提案いただいたことを取り上げ実現していきたいという私の思いを力強く応援してくださいました。子どもたちが、安心して学べる環境を整えることは、「子どもの学ぶ権利」を守ることに直結します。

政策は、誰かの「うれしい!」に

山本ひろ子さんから、ある美容師さんのお子さんのエピソードも紹介されました。
小学校5年生の子が「学校のトイレに生理用品があって感動した!」と話してくれたとのこと。その声に、私たちの取り組みが届いていると実感し、心が熱くなりました。

これはコロナ禍の2021年、都議会で私が取り上げた「生理の貧困」問題からはじまっています。都立高校の女子トイレに生理用品を常備する提案を行った結果、現在ではすべての都立高校(187校)に設置されるようになりました。
このことが出発となって、現在杉並区の小中学校にも広がっています。

また、建設現場で働く「重機女子」の皆さんからの声を受け、仮設トイレを軽トラックで運べる「軽トラトイレ」導入への助成制度も、4月から実現。
こうした一つひとつの施策が、現場の声から生まれ、形になっていくことの意義を改めて感じています。


最後に

子どもも若者も、そして働く女性たちも、誰もが自分らしく幸せに生きていける社会へ。
そのために、私はこれからも政策を磨き続け、皆さんの声をカタチにしていきます。

末冨先生、素晴らしいお話を本当にありがとうございました。
そしてご参加くださった皆さん、温かいコメントやシェアも本当にありがとうございます!

引き続き「チルドレンファースト」「子ども真ん中」「人を真ん中」にした政治を、ご一緒に進めていきましょう!

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