待機児童の解消へ 調査活動

待機児童の解消をめざす公明党の松葉多美子、友利春久、大松成、栗林のり子、小林健二の各都議は7月30日、東京都足立区にある都の認証保育所「たんぽぽ保育所」北千住園などを視察し、施設関係者と意見を交わした。

都議会公明党は都内で、認可保育所に加え、認証保育所や小規模保育所、保育ママなど多様な形態の保育サービスを拡充し、3年間で新たに3万人の待機児童を受け入れる政策を掲げている。

認証保育所は、都独自の設置基準により、企業などが運営。都心の住宅事情や立地環境などを考慮し、保育士の数や広さの基準が定められている。

この日、訪れた「たんぽぽ保育所」北千住園は、2010年1月に開設。保育士を含む17人の職員で、0歳(生後2カ月)から就学前までの48人を預かっている。

一行は、子どもたちが元気に遊ぶ様子などを見て回り、廣島京子園長から「きめ細かく、家庭的な保育所運営をめざしている」と実情について説明を受けた。

続いて一行は、同区の小規模保育室「チェリッシュ大谷田」を訪問。曜日などを指定し、複数月にわたって未就学児を預けることができる定期利用保育の現場を視察した。

視察を終えた都議らは「多様な形態の保育サービスを整備し、待機児童の解消に全力を挙げる」と語っていた。

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