私の原点となった20年前の「杉並豪雨」 善福寺川上流30万トン地下調節池の整備が進められることに!
2005年9月4日、時間112ミリというものすごい豪雨が杉並を襲い、床上床下浸水約2000件という基大な被害をもたらしました。私が都議会議員に初当選した直後でもあり、議員として防災対策に取り組む原点となりました。この被害を教訓に、東京都と杉並区で連携しながら、善福寺川や阿佐ヶ谷駅周辺等への貯水施設設置や河川整備を次々に進め、土のうステーションの設置や河川監視カメラのYouTubeリアルタイム配なども実現してきました。
そして今年1月、貯留量30万トンの善福寺川上流地下調節池の整備が進められることになりました。神田川では下高井戸池も、地域住民の皆さまのご理解ご協力のもと完成。浸水被害の義和が大きく前進することになります。
闇バイトによる凶悪な強盗被害 危険から身を守るために!防犯対策費用を都が半額補助します!
一般住宅を狙った「侵入犯罪」は、空き巣被害が減少する一方、“闇バイト”を実行役にした凶悪な手口の強盗被害が増えています。こうした被害から身を守るには「防犯対策がされている家」であることを分かりやすくして、「この家は侵入しにくいな」と思わせることが重要です。
具体的には、防犯カメラやカメラ付インターホン、窓ガラスの防犯フィルムなどの設置が有効です。東京都では緊急対策として、新年度からこうした防犯グッズの自己担分の半額を補助する制度(2025年度は上限2万円)を開始します。ぜひご活用ください。(詳細は6月以降に決定予定)
危険な道路の陥没事故 補修補強に全力で取り組む! 公明党はいち早く着目し、区内道路下の空洞調査を実行し補修しました!
埼玉県八潮市の道路陥没事故は本当に痛ましい事故です。下水道などインフラの老朽杉化によるものと言われており、都内においても同様の事故が起きる可能性があります。道路の定期的な点校と補修補強が不可欠で、国とも協力し取り組んでまいります。
(1次調査)
2013年から3年間で約556キロ、測量距離853キロの区道の調査を実施。交差点の中心の地下に約2mの空洞が発見されるなど、異常箇所が712カ所見つかる。うち陥没性が高い空洞は399カ所。そのうち下水管の破損によるものは326件。全て補修対応済み。
杉並区内では、公明党が2010年ごろからいち早くこの間題に着目し、2013年から高解像度センサー搭載車を利用した路面下空洞調査を全区道を対象に行い、陥没の恐れがある路面下の補修工事を行ってきました。以下、調査とその結果の概要です。
(2次調査)
2023年度は、バス路線など交通量が多い幅員5m以上の区道及び災害時緊急道路障害物除去路線を約140キロ調査。陥没の可能性がある空洞は118カ所、うち陥没の危険性が高い空洞41カ所が見つかる。その現場に小さな穴を開けスコープカメラを入れて調査した結果、40カ所の空洞が確認され、補像済み。その約95%が下水道管近接1メートル以内というのが空洞の要因だった。2024年度以降は、杉並区を5区域に分け順次行っていく予定です。