「2005年の水害。道路の水は胸まで浸かっていた。当時1年生議員の多美ちゃんがひとりで駆けつけてくれた。
わが家の安全を確認するとすぐに、濁流にのみ込まれそうな真っ暗な道を、次の住宅目指してズンズン進んでいった。マンホールの蓋が外れていたら、足を踏み外して死んじゃうかもしれないのに…。
『この人は何でもやる人だ。』その姿が今でも忘れられない。
水が引いた後もきめ細やかに対応してくれた。詰めかけるマスコミ取材が大変だろうと規制線のようなものを張ってくれたり、情報不足の家がないか、1週間くらいかけてお宅をまわっていた。
『水浸しの家具はここに問い合わせて』
『保健所に入ってもらって消毒を』
時には『なんでこんな目にあうんだ!』と怒る住民の受け皿にまでなってくれていた。
こちらの要望を聞いてはすぐに確認し、対応してくれたので、思ったよりすぐに家が片付いた。本当に感謝している。」
Aさん(当時50代・女性)