女性の健康フェスタ2012
公明党東京都本部女性局(松葉多美子局長=都議)は4日、東京都新宿区の公明会館で「女性の健康フェスタ」を開き、自治医科大学の鈴木光明教授が講演した。
鈴木教授は、子宮頸がんウイルスは多くの人が保菌していると紹介。多くの場合、ウイルスは免疫機能で排除されるとし、検査ではその発見よりも前がん病変を発見することが重要だと強調した。
その上で現行の子宮頸がん検診は、採取した細胞を顕微鏡で観察しており、見逃しの可能性もあると言及。これにDNA検診を併用することで、より感度の高い成果が得られるとし、「併用検診で前がん病変がほぼ確実に発見でき、子宮温存も可能だ。ワクチンは前がん病変の発生を防止できる」と紹介した。
また鈴木教授は、公明党が国会に提出している子宮頸がん予防法案を評価し、同法案成立に期待を寄せた。
竹谷とし子党都本部副代表(参院議員)は、「女性の健康が社会の活力になる」と訴えた。
2012-03-04 by
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